ナレーション原稿を読むときに心がけること!

吊り下げられた録音用マイク

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今日もにんにん、こんにちは(ฅ`ω´ฅ) わくにん(@wakunin89 )です!

最近、動画のナレーション関係のお仕事をいくつかいただいており、自分の声がクライアントさんの動画制作のお役に立てていることを嬉しく思っています(*^_^*)

上京したてで養成所生だった時は、とにかく課題をこなしていくのに必死でしたが

今にして思うと、その課題のひとつひとつに本当に意味があったんだなぁと思い知らされます( ˘ω˘ )✧˖°

…と思えるようになっただけ、少しは進歩してるのかな!!\(^o^)/

 

今回は養成所時代に教わったことを含めて、原稿を読むときに心がけることをお話ししていきたいと思います。

現在養成所に通われている方、声優志望の方、必見です✧˖°

この記事を書いた人
わくにん
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  • 色彩技能パーソナルカラー検定モジュール1持ちイエベ春

ナレーション原稿を読むときに心がけること!

オーディションやボイスサンプルにおいて、ほとんどの場合ナレーション原稿を読むスキルを求められます。

特にオーディションの時に渡された原稿は、その場で内容を読み解き、どの点を注意して読むかをチェックしないといけないですよね。

 

大丈夫です!

いくつかあるチェックポイントを落ち着いておさえることができれば、

あなたの実力をバッチリ引き出した状態でナレーション原稿が読めますので、

ひとつずつ丁寧にこのチェックポイントをおさえていきましょうね!(^^)/✧˖°

固有名詞はハッキリとていねいに読む

ナレーション原稿の中に以下のような固有名詞が出てきた時は、赤ペンでグリグリと印をつけるくらい要チェックです。
(書き込みしてはいけない場合は、脳内で赤ペングリグリしてくださいね!)

  • 百貨店や美術館などの施設名
  • 歴史上の人物や作家などの人物名
  • □□フェスタや△△まつりなどのイベント名
  • そのほか、固有名詞に該当するもの

上記のような固有名詞が出てくる場合は、宣伝目的の内容であったり、その人物にフォーカスした内容であることがほとんどです。

このため、固有名詞というのはその原稿の中でめちゃくちゃ重要な情報となります。

固有名詞を立てる!ということを忘れずにナレーション原稿を読むように心がけましょう!

日付、時間などの数字を大事に読む

固有名詞と同じくらいに大切なのが、日付や時間などの数字です。

何かのイベントなどの宣伝を目的としたナレーション原稿がイメージしやすいと思いますが、

ナレーションを聞いている側(お客様)にとって

  1. いつ
  2. どこで
  3. 何が

というのはすごく重要な情報ですよね!

なので、『聞き手にとって重要な情報はハッキリとていねいに(大事に)読む』が鉄則となります。

まちがっても重要な情報部分をサラっと読まないように気をつけましょう!

MEMO

『ハッキリとていねい(大事)に読む』とは?

 

その部分だけ不自然にならないように少しだけ声のボリュームをあげるという方法もありますが、オススメなのは読むテンポを調整することです✧˖°

 

強調したい部分については、特にゆったりと余裕をもって伝えるように心がけるだけで、強調したい部分を立たせることができます!(^^)/

 

テンポ調整をする場合も、変に間延びしないように、あくまでも自然な範囲で行いましょう♪

主題(何を伝えたいのか)を明確に

これは養成所時代にも言われていましたが、ナレーションのお仕事をいただくようになってから、特に心がけるようになったことです。

 

イベント内容なのか、その人物が後世に残したかったメッセージなのか、何かをする上での注意事項なのか…

原稿によって当然主題も変わってくるのですが、その原稿の中で何を聞き手に伝えたいのかを明確にすることはとても大事です。

 

これは国語や現国の授業を思い出してみるとわかりやすいかもしれないです。

日本語の文章のパターンは以下の2パターンに大別できると思います。
(もちろん特殊な文章構成の場合もありますが(>_<; ))

  • 最初に結論 ⇒ どんどん結論を掘り下げていく
  • 先にいろいろ説明 ⇒ つまり…という形で最後に結論

なので、その原稿の内容を読み解いて、主題がどこにあるのかを把握しておくとメリハリのある読みができますよ!

原稿の雰囲気と自分の声質との兼ね合い

これは、お仕事をいただくようになってから特に心がけるようになったことです。

 

この原稿を読むにあたって、自分に求められているのはどのようなナレーションなのかということを考えるようにしています。

 

具体的には、どういうナレーション読みが合うのか原稿を読み解きつつ原稿全体の雰囲気をつかんでいくという作業を行います。

 

クライアントから「こういうイメージでお願いしたいです」とご注文いただくこともあるので、

その場合はご注文いただいた内容をきっちり守って、自分の声質と原稿の雰囲気をマッチさせていくように読んでいきます。

 

また、オーディションやボイスサンプルのナレーション原稿でも同じような発想で読むことができます。

提示された(もしくは自分で用意した)ナレーション原稿は、

どのようにナレーション読みすることが、より自分の声質を生かすことができるだろうかということを考えます。

ただ読んでいくのではなく、あなただからこそ読めるナレーションというのを表現するのです✧˖°

 

これを意識することで、多くの参加者はボイスサンプルに埋もれることなく、

自分の個性を生かしたナレーション読みができますよ(*^^)v

MEMO

自分にとっての声の個性って…?というのが気になる方は、

以下☟の記事をお読みくださいね(^^)/

まとめ:ナレーション原稿の向こうに聞き手がいることを忘れずに!

何よりも心がけることは、やはりナレーション原稿の向こう側に聞き手の存在があるということなのかなと思います。

 

「どうやったら聞き手側に原稿の内容が伝わるだろう?」

 

常にその気持ちを大切にすることで、ナレーション読みで心がけないといけない点はクリアできていくはずです。

 

最近、私も矢印を相手側に向けることを特に意識しています。

動画を観てくださる方はもちろんのこと、クライアントに対しても

「自分の声質を買っていただき、ご依頼いただくに至った」

このことに深く感謝し、自分の声質と実力を最大限に発揮して落ち着いて読むように心がけています。

 

ナレーション原稿は油断すると、すぐにサラッと読めてしまう内容が多いです。

ですが、内容ひとつひとつを読み解き、自分だからこそできるナレーション読み!というのを最大限に表現して、

あなただけのナレーションを確立していきましょうね(^^)/♪

 

ここまでお読みいただきありがとうございました!

また次回の記事でお会いしましょう✿

ドロンなのです★

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