会話の演技が上手くなるには?心がけたい3つのこと!

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今日もにんにん、こんにちは(ฅ`ω´ฅ)わくにんです!

舞台でも朗読などの声の演技でも、ひとり語りではない限り作中における人と人との会話はなくてはならないものだと思います。

皆さんは会話の演技をするときに何か心がけていることはありますか?

台本のセリフを言うのでいっぱいいっぱい…なんて、以前の私のようにはなっていないでしょうか?(;^_^A

今回は、会話の演技が上手くなるためにはどういうことを心がけるべきなのかを3つの要点にまとめてご紹介していきます(^^)/

この記事を書いた人
わくにん
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会話の演技が上手くなるために心がけたいこと

相手のセリフを聴く

会話が成立するためには、自分と話し相手の少なくとも二者が存在している必要があります。

日常生活を思い出してみると当然のことですよね。

誰かに何かを言われたことを聴きとり、相手の言ったことの内容を理解して、自分の言葉を相手に返す。

自分から話す場合も、何かしらの感情の動きや理由があり相手に対して話しかけ、話しかけたことによって相手から返事が来るという流れになっています。

これは、演技になっても変わらないです。

台本には、人物同士のやり取りが予め書かれているので、私たちは自分(の役)が何を言うのかも、それに対して相手(の役)がどう返してくるかもわかってしまいます。

わかってしまっているからこそ、驚きの演技でも新鮮な驚きがなかったり、衝撃的なことを言われるシーンでも身構えてしまうような演技をしてしまうということがあるんです。

でもそれは、台本の内容を文字として頭にインプットしてしまうからなんです。

次にこのセリフが来る、こう言われると文字で完全に認識してしまっているから予測できてしまう、身構えてしまう。

でも舞台はもちろん声の演技でもセリフを覚えるのは決して悪いことではありません。むしろ、舞台ではセリフを覚えることは必須ですよね。

「じゃあどうするのか」という話になるかと思うのですが、文字で認識はしているものの、相手の話す声や言葉を音として聴くんです。

相手のセリフ(語気や声の表情)をしっかり受け取め返すことで、自然な演技につながります。

想像してみてください。3ヶ月くらい舞台の稽古をしていて、ある場面の1シーン。

相手が泣きそうな声で「じゃあどうすればいいんだよ…もう終わりじゃないか…」と言ってきます。それに対し自分は「なんでそんなこと言うんだよ」と励ますように演技することになっていたとします。

 

いよいよその場面。相手がセリフを言ってきます。

 

「じゃあどうすればいいんだよ!!もう終わりじゃないか!!」相手はあなたに対し、突然のブチ切れ。

これに対し、あなたはまったく驚くことなく、励ますように「なんでそんなこと言うんだよ」と返すことができますか?

上記の例でも分かるかと思いますが、人間予測していたことにはある程度身構えることができますが、予想外の出来事が起きた時はそうはいきませんよね。でも、それこそが自然な演技なんです。

日常生活で相手とどのような会話をするかもある程度予測はできますが、どのような内容でどういう言い方をしてくるかは相手が言葉という音を発しない限り分かりませよね。

どういう会話をするのかは事前にわかっていても、相手のその時その時のセリフの言い方によって、こちらの返し方も変わってくるということです。

相手のセリフを聴く大切さ、伝わりましたでしょうか(*^^)v

相手の演技を受け止める

相手のセリフを聴く、と共通する部分が多いですが相手の演技を受け止めることも重要です。

会話の演技は何もセリフだけではありません。例えば、セリフとセリフの合間に相手がため息をついたり、「くそ!」と机を叩くことだってありますよね。

なので、セリフを含めて相手の演技を受け止めるということがとても大切なのです。

お笑い芸人のドランクドラゴンの塚地さんやバナナマンの設楽さんの演技が上手であるというのは有名な話ですが、彼らの演技が上手なのは、お笑い芸人は相方のコント内でのセリフや演技をきちんと受け止める必要があるからです。

演技の受け止めは、舞台であれば目の前で相手の役者が実際にその行動をとるので、声の演技に比べまだ受け止めやすいかもしれないですが、声の演技となるとかなり難しいです。

なぜなら、実際にその行動をするのは自分が声をあてる海外の俳優やキャラクターだからです

ですが、いずれにしても相手の演技をきちんと受け止めることで次の自分の演技につなげるという大切さは変わりません。

私も会話の演技をする場合は常に心掛けるようにしています。

声のベクトル

最後にご紹介するのが、声のベクトルについてです。これは発声トレーニングの時にも指導を受ける内容ですが、声をどちらに向けて話すかによって、演技にも違いがでてきます。

例えば、「お腹すいた」というセリフを下方向もしくは自分に向けて言うとひとりごとのようになりますし、相手に向かって声を飛ばすと相手に対して自分がお腹がすいているということをアピールすることになりますよね。

会話の演技をするときも、相手の顔を見て話しているのか、それとも前を向いて歩きながらも横に歩いている相手に話しかけているかによって、声のベクトルは異なります。

声のベクトルは、マイクに声を乗せる時に本当に重要な要素となります。

上に向かって叫ぶシーンで下に向かって叫んでいては音の入り方が異なるため、画面とはちぐはぐな音の入りになってしまいます。

このように、会話の演技をする場合は声をどちらの方向に向けて発するかという声のベクトルについて意識する必要があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は会話の演技をする上で心がけたい3つのことをご紹介しました。

どの要素も自然な演技をする上ではとても重要なものばかりです。

ぜひレッスンだけではなく、日常生活でも意識するようにして、研ぎ澄まされた感覚を作り上げていきたいですね♪

ここまでお読みいただきありがとうございました!

また次回の記事でお会いしましょう✿

ドロンなのです★

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