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法律事務所の事務職員って何するの?

今日もにんにん、こんにちは(ฅ`ω´ฅ) わくにん(@wakunin89 )です!

私は複数の法律事務所に事務職員として勤務した経歴があり、それぞれの事務所の事務職員さんがどのような仕事に従事しているのかを
身をもって経験してきました!

そこで今回は、私の経験を基に法律事務所の事務員がどのような仕事をするのかについてまとめていきたいと思います!

法律事務所への就職・転職が気になっている方そもそも法律事務所の事務職って何するの?と疑問を抱かれている方の参考にしていただけますと幸いです!

一般事務?パラリーガル?

一口に法律事務所の職員と言っても、業務は多岐にわたります。

そこで大きく分岐するためのポイントが、一般事務なのかパラリーガルなのかということです。

一般事務はイメージがつきやすいかなと思いますので、説明は割愛させていただきまして…

パラリーガルってなんだ?と思われる方もいらっしゃるかと思いますので、パラリーガルについての説明をいたします。

パラリーガル(paralegal)は、弁護士の監督の下で定型的・限定的な法律業務を遂行することによって弁護士の業務を補助する者。

引用元:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

と定義されており、もっとイメージしやすくするとすれば「弁護士のアシスタント」という説明の仕方が良いかもしれません。

元々はアメリカでできた職業なのですが、日本でも段々と認知されてきており、最近ですとロースクール卒業生からパラリーガルを採用しようとする法律事務所も増えてきています。

日本の弁護士ドラマでもたまにパラリーガルと呼ばれる方々が出てくるので、馴染み深い職業になってきているかもしれないですね!

ちなみに、天海祐希さん主演の『離婚弁護士』に出てきた津川雅彦さんが演じていた男性職員はパラリーガルで、

堺雅人さん主演の『リーガル・ハイ』に出てきた里見浩太朗さんが演じていた男性職員は一般事務職員ですね。
(一般事務職員じゃないか、あのいろいろな分野に秀でた能力は…)

あくまでも、法律業務に携わった仕事をしているか否かのちがいですね。

では、一般事務とパラリーガルのちがいが分かったところで、業務内容にどのようなちがいがあるか、具体的にみていきましょう!

一般事務の場合

一般事務の場合は、主に以下のような業務に従事します。

・電話対応
・来客対応
・裁判所や弁護士会等へのおつかい
・掃除やお皿洗い

・郵便対応

・備品管理等

・その他一般雑務

ご覧いただくと分かる通り、裁判所や弁護士会等へのおつかい以外は、一般企業の事務職の方も対応される業務かと思います。

ですが、法律事務所ならではのルールもきちんとあります。

例えば電話対応の場合、依頼者から電話がかかって来たときに弁護士が休暇をとっていたとしても「本日弁護士はお休みです」と正直に言ってはいけないのです。

理由は「依頼者は大変な思いをして、弁護士に相談しているのにその弁護士が休んでいるとは何事だ!」と依頼者から不信感を買うことがあるからだそう。

もしも依頼者から電話がかかってきた時は、「弁護士は本日終日不在でして…」や「終日外出しております」というように休んでいることは隠して対応するのがベスト。

これは複数の法律事務所で同じ対応だったので、どの事務所でもこの対応をしておけば間違いないかと思います。

他にも、来客対応時は何があるかわからない(逆上した依頼者や訴訟の相手方に襲われる可能性もある)ため、最初から最後まで気を抜かずに対応しなければいけないということもあります。

もっとも法律事務所は不測の事態に備え、警備体制をきちんとしているところが多いです!
※逆に個人事務所でなんの対策もとっていないところは、就職するか少し考えたほうが良いかもしれないです。何かがあってからでは遅いので…あくまでもイチ個人の意見ですが。

また、裁判所や弁護士会等へのおつかいも他の企業にはないことかなと思います。

裁判所におつかいに行く理由は、裁判所に提出する申立書や書面を提出するため。

弁護士会では様々なことができるのですが、弁護士会にしか置かれていない資料を確認&コピーしに行くためだったり、弁護士会でしかできない手続きや申し立てもあります。

他にも検察庁に行ったり、他の法律事務所に行ったりと結構いろいろなところにおつかいすることがあります。

1日中事務所の中にいるのではなく、たまに外の空気を吸うことで気分転換もできるので、私はけっこうおつかいの時間が好きでした♪

謄写といって、裁判所等で裁判の記録をコピーしてもらうことができるのですが、記録によっては膨大な紙の量になるので、あれは重たかったですけどね…笑”

以上が一般事務職員の主な業務内容です。次はパラリーガルの業務内容を見てみましょう!

パラリーガルの場合

パラリーガルの主な業務については以下の通りです。

・弁護士から依頼があった書類の作成
※事務所によってどういった案件を扱っているかは異なる
・裁判所や弁護士会の電話対応
・破産事件や個人再生事件、任意整理における対応
※弁護士の指示・承諾のもと
・相続調査

・交通事故案件の資料作成・整理……等

弁護士のアシスタントのようなものなので、基本的に弁護士から指示があったものについては、割となんでも対応いたします。

あくまでも弁護士の指導のもとで、です。弁護士資格を持たない事務職員が弁護士の指導を何ら受けずに弁護士業務を行うことは、非弁行為といって弁護士法第72条で禁じられているんですね。

では、上からざっとどのような業務なのかをご紹介していきましょう。

弁護士から依頼があった書類の作成

こちらは主に、裁判所に提出する書類の作成が多いのではないかと思います。

書証といって、裁判にする場合のこちら側の主張の裏付けとなる書類を作成したり、準備書面といって、こちら側の主張およびその理由を記載した書類や、労働事件における未払い賃金の計算書等、本当にいろいろな種類の書類を作成します。

裁判所や弁護士会の電話対応

「なーんだ、普通の電話対応もあるのか」と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、実はこれらの電話の内容は普通ではありません、笑”

例えば裁判所からの電話ですと、裁判がいつ行われるかの連絡だったり、提出した書類に補正が必要でその補正箇所をすべてメモしなければなりません。

弁護士会からの電話についても、何かの手続きをした結果の報告だったり、やはり追加で必要な書類があったりと、かなり重要な内容の電話だったりします。

電話口で復唱確認をしたり、不明瞭であった場合に再度確認するということは当然行ってよいのですが、

きちんと聞いただろうという認識のもと、電話を切り、弁護士に伝え、弁護士がその通り対応したら、実は事務職員側で聞き間違いをしていた!なんてなったら大ごとです。

だって、依頼者の人生が関わっている大事な訴訟や破産事件、家事事件等に遅れが生じてしまう可能性があんですから…!(>_<; )

なので、ただの電話と侮ることなかれ、なのです。

破産事件や個人再生事件、任意整理における対応

依頼者が消費者金融からお金を借りていて、その返済がもうできなくなってしまった。

その際に登場する手続きが債務整理といって、破産事件・個人再生事件・任意整理の3つに分類されています。
※正確には破産事件だけでも同時廃止事件・異時廃止事件・破産管財事件と3つに分けることができるのですが、本記事の主旨とは外れてしまうため割愛します。

簡単に説明すると破産事件はもう借金を返済することができなくなりましたというのを裁判所に申し立てて、裁判所にその主張を認めてもらうこと、

個人再生事件は、今ある借金をすべて返すことはできないけれども、少しだけ金額を圧縮していただき、分割で払うということならお支払い可能ですと裁判所に申し立てて、裁判所から許可をもらうこと、

任意整理は、各債権者(消費者金融等のお金を貸した会社や個人)に「この金額まで下げてもらえたら、分割で払っていけるんだけど…」と交渉して、債権者に合意をもらうこと、です。

上記の通り、破産事件と個人再生事件は裁判所に申立書や関係資料を提出することで、裁判所に認めてもらう必要があり、

任意整理は裁判所を経由せず、直接債権者と交渉する手続きとなります。

なので、パラリーガルは弁護士の指示のもと、裁判所に提出する申立書や添付する資料を作成したり、債権者と交渉したりします。

相続調査

よくドラマにも出てきますが、「〇〇家の遺産を相続するのは誰なんだ!?」の相続です。

具体的にどのようなことをするかというと被相続人(この方が亡くなることで相続が発生する)が亡くなった場合に、

誰が相続人となるのかを調査するために、被相続人の出生から死亡までの戸籍をすべて取り寄せ、相続図を作成するという業務になります。

要は、被相続人が生まれてからお亡くなりになるまでどこに住んだことがあって、実は隠し子とかいないかとか、実は結婚&離婚した奥さんとの間に子供がいたとかということをすべて確認して、相続人を洗い出すという作業ですね。

これ、簡単に言っていますが結構骨の折れる仕事なんですよ(;^_^A

昔の戸籍(家制度が日本にまだあった時代)なんかも取得する必要があったりするのですが、この戸籍が縦書きでしかもものすごく達筆で書かれているのですよ…

達筆の意味、分かりますか…?習字の達人であれば「おぉ…!✧˖°」となるのかもしれないですが、

ごめんなさい…習字の素人からするとミミズが這いつくばっている字にしか読めないんですごめんなさいごめんなさいごめんなさい。

という戸籍を読み解いて、被相続人の生まれてからお亡くなりになるまでどういう血縁関係があったかというのをすべて相続図というものに書き起こさないといけないんです。

何度も字が読めなくてパラリーガル仲間に「これなんて書いてあると思う…?」と聞いたりしました…(遠い目)

という感じで大変でしたが、おひとりの方の人生をすべて拝見させていただくというのは、やりがいのある仕事であったとも言えます。

交通事故案件の資料作成・整理

交通事故案件における資料作成や整理もパラリーガルの大事な業務のひとつです。

どういったことをするかというと、事故発生時の状況説明図をイラストのような感じで書いたり、

行為障害等級認定といってこの交通事故にあったせいで、これくらいのレベルの後遺障害が残ってしまったという申請をし、認めてもらうことで賠償額を請求します。
※等級が賠償額の支払い基準となるので大事な申請手続きなんです。

保険会社とのやり取りも発生したりしますし、病院のカルテを資料として請求することもあります。

いつ、どういう資料が必要なのか弁護士とうまく連携をとって進める必要があります。

 

と、ざっと説明しましたが法律事務所によって扱っている案件も異なっているため、パラリーガルの仕事も本当に多岐にわたります。

例えば、企業専門の法律事務所であれば会社に関係する登記書類の申請のお手伝いをすることもありますし、

弁護士の指示で判例(裁判所が判断を下した法的判断のこと。)や事件に関係する法律や条文等の調査をすることもあります。

公正証書といって、契約者や遺言書を公証役場という場所で公的文書にするための補助に入ることもあります。

なので、本記事で挙げた一般事務職員の仕事やパラリーガルの仕事はほんの一例なんですね♪

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は外からはなかなかうかがい知ることのできない、法律事務所職員の仕事にフォーカスしてみました。

繰り返しにはなりますが、本当に法律事務所によって扱っている事件はさまざまです。

法律事務所への就職・転職をご検討されている方は、自分がどういった分野の業務に興味があるのか、挑戦したいのかを見極めて就職・転職活動を頑張っていただければと思います!

今回もここまでお読みいただきありがとうございました!

また次回の記事でお会いしましょう✿

ドロンなのです★

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